スポーツのち晴れ

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FIFAの方針が日本に与える影響~クラブW杯とコンフェデ~

W杯の一年前に行われてきたコンフェデレーションズカップを廃止して、代替として毎年行われているクラブW杯を四年ごとに行うというニュース

headlines.yahoo.co.jp

コンフェデレーションズカップもクラブW杯もファンやスポンサーの支持が得られていないという問題を抱えていたのは周知の事実ですが随分と思い切った決断だと思います。

この方針は日本に悪影響を与えるという意見が大半です。

それはいったいなぜなのでしょうか。

ACLの意義

たびたび問題になるACLに対するJリーグの姿勢。今年のACLも日本勢は散々な結果でした。

これに対して多くの人が

「ACLにもっと真剣に取り組むべきだ」

という意見だと思います(管理人もその一人)

ただ一方でクラブ側からすれば致し方ない部分もあると思います。賞金は低いうえに過密日程になりリーグ戦にも影響が出るからです。

「欧州のチームはCLをもっとも重視している」という意見もあると思いますが、これは大会そのものに対する捉え方の違いに関係してくるものだと思います。

欧州ではたとえリーグ戦の成績が悪かったとしても、世界的に注目されるCLで結果を残せば多くのサポーターは喜びます。逆もまた叱りです(バルサ、シティなど)

一方日本ではクラブやサポーターが最も重要視するのはリーグ戦でありACLの結果は二の次です。リーグ戦でもACLの出場権獲得を目指すようなチームはまずありません。もしACLをDAZNで放送していればこの文化も変わっていたかもしれませんが。経営陣もより賞金の高いリーグ戦に力を入れるのは理にかなっています。

ただそんな中でも唯一ACLを優勝してすべての人にメリットがあるのがクラブW杯への出場でした。世界のトップチームと本気で戦える機会。それすらもなくなってしまったACLに果たして本気で勝ちにいくチームがあるのでしょうか。

もし仮に出場したとしても新方式により、大会がこれまでのように特に欧州など各国のリーグ戦に干渉することをなくすため6月に開催するならば、欧州のチームは若手主体になることが想定されます。今まで以上にクラブW杯の意義がなくなる危険性もあると思います。

 

本気で世界と戦えるのか

代表にも影響はあります。

アジア杯を優勝するモチベーションの一つとなっていたのはコンフェデレーションズ杯です。W杯の前年に世界の強豪チームと戦える数少ない好機。この機会がなくなってしまうと日本が世界と本気で戦う機会が減ってしまいます。

またFIFAは国際親善試合の代わりに各大陸にネーションズカップを開くように要請しているようですが、アジアだけで戦う機会が増えてしまい、井の中の蛙状態になってしまう危険性が大いにあります。

日本サッカー協会キリンチャレンジカップなどのマーケティング重視ではないマッチングをすることに期待するしかありません。

 

 

このように今回の決定は今のところ日本に悪影響を与える要素のほうが強そうです。日本サッカー協会にはあまり期待していませんがピンチをチャンスに変える気持ちでこの問題に取り組んでほしいです。